• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

感性によるフィルタリング機能を持った大域ネットワーク

研究課題

研究課題/領域番号 11558036
研究種目

基盤研究(B)

研究機関東京工業大学

研究代表者

沼尾 正行  東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (30198551)

キーワード学習 / 感性情報処理 / 情報フィルタリング / コンピュータネットワーク / インターネット / World-Wide-Web / グループウェア / 広域知能
研究概要

分散計算機構の基本メカニズムについて、再検討を行った。さらにその上での学習機構の問題点を洗い出し、重み学習の新しい手法を開発した。ネットワークで結合された複数のワークステーション上で、ネットワークを経由した分散計算を行うための機構を、本研究開始前に試作している。しかしながら、多くの問題が残っており、それらの解決法について検討を行った。
WWW(World-Wide-Web)のインターフェースを設計した。これにより、システムからWWW上の情報にアクセスしたり、システムが収集および生成した情報をホームページとしてWWWに提供することが可能になる。
WWWのホームページを探索するため数多くの探索エンジンがすでに用いられている。それらうちYahooでは、情報を階層的に分類して格納しているが、人手で分類を行っているのが実状である。その膨大な作業を自動化するため、ユーザの好みに応じて階層構造を構築するシステムを作成した。このシステムは上述の重みの学習により、実現されている。
すでにWWW上には数多くの探索エンジンが存在する。それらの中から適切な探索エンジンを選択するために、メタサーチエンジンが開発されているが、ユーザの好みに応じた柔軟な選択を行うシステムはまだ存在しない。メタサーチエンジンは上で述べた重み付きリンクを用いると容易に実現できる。その試作を行い実験データを収集した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Masayuki Numao: "Modeling Embedded Persons-Cognitive Modeling in GI"Proc.International Conf.on Cognitive Modeling. 3. (2000)

  • [文献書誌] 沼尾正行: "階層化された知識の継承による情報フィルタリング"情報処理学会研究報告(知能と複雑系). 116. 43-48 (1999)

  • [文献書誌] Masayuki Numao: "Global Intelligence Project-Towards a Learning Society"Proc.First IMC Workshop on Knowledge Mining. 1. (1999)

  • [文献書誌] Oscar Ortega: "Ordered Estimation of Missing Values"Journal of Japanese Society of AI. 15・1. 162-168 (2000)

  • [文献書誌] 市瀬龍太郎: "正例と負例に弁別不能な例からの関係学習"電子情報通信学会論文誌. J82D1・12. 1387-1393 (1999)

  • [文献書誌] 石川孝: "リテラル連関とMDL基準による相対最小汎化の計算法"人工知能学会誌. 14・2. 326-333 (1999)

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi