研究概要 |
自然言語概念の意味表現法として"意味構造記述式モデル(Semantic-structure Description Form Model SD式モデル)"を採用し,以下の項目を研究した. (1)意味処理システムの試作 概念の意味処理には意味の差を定量的に扱うための枠組みが必要である.これに対してSD式モデルでは2種の詳述関係を基に任意の概念間の意味差の尺度を導入している.この尺度を用いて,知識システムにおける意味処理として認識と理解,学習について定式化する.そしてこれらを計算機上にインプリメントすることを目指した. (2)映像データのデータベース化についての試作 本研究ではビデオ映像を用いて,ビデオ映像データの数シーン分だけファイル化を行った. (3)映像データの台詞のデータベース化についての試作 本研究ではビデオ映像を用いて,データの数シーン分だけ台詞のファイル化を行った. (4)映像データの意味データベース化についての試作 本研究ではビデオ映像を用いて,データの数シーン分だけ知識データのファイル化を行った.
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