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1999 年度 実績報告書

博物館データベースの共用化のための基礎的開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 11559004
研究種目

基盤研究(B)

研究機関東京大学

研究代表者

田賀井 篤平  東京大学, 総合研究博物館, 教授 (40011738)

研究分担者 西秋 良宏  東京大学, 総合研究博物館, 助教授 (70256197)
西野 嘉章  東京大学, 総合研究博物館, 教授 (20172679)
大場 秀章  東京大学, 総合研究博物館, 教授 (20004450)
高槻 成紀  東京大学, 総合研究博物館, 助教授 (00124595)
諏訪 元  東京大学, 総合研究博物館, 助教授 (50206596)
キーワード博物館データベース / 学術標本 / 共通フォーマット / 共用フォーマット / 共通言語
研究概要

全国の大学博物館で独自に整備しつつあるデータベースのフォーマットや諸外国で整備されているデータベースのフォーマットを調査して、異なった専門分野間で共通する入力項目を検討し、国際的に汎用なデータベースを構築・共用化するために必要な最小限の共通入力項目の検討を行った。調査したのは考古(東京大学総合研究博物館)、歴史資料(国立民俗博物館)、遺跡DB(奈良国立文化財研究所、北海道大学総合学術博物館、東京大学総合研究博物館)、考古美術写真DB(東京大学総合研究博物館)、植物標本DB(国立科学博物館、東京大学総合研究博物館)、動物資料(国立遺伝学研究所)、哺乳類標本(京都大学総合博物館)、魚類標本(国立科学博物館)、動物標本(国立科学博物館)、昆虫標本(京都大学総合博物館)、動植物系標本DB(京都大学総合博物館)、微化石資料(名古屋大学)、古生物標本DB(京都大学総合博物館、東北大学総合学術博物館)、鉱物標本(東北大学総合学術博物館、地質調査所、国立科学博物館、東京大学総合研究博物館)、岩石標本(国立科学博物館)、鉱石標本(東京大学総合研究博物館)である。
また、データベースデータ間での検索・交換を可能にするシステムの可能性を研究した。異なったプログラムでデータベースを作成した場合、データ保存の際に行われるデータ圧縮が使用するプログラムによって異なった形式を採用しているおり、異なった形式で保存されたデータに互換性がない。しかし、データベースがインターネットで公開されることを前提にすれば、インターネットの共通言語であるHTMLに変換した後にデータ保存を行うソフトウェアを開発することによって共用化が可能になる。そこで、共通のプログラム言語て共通の項目名が採用される必要があるとの認識のもとに、データベースを多層化して、最上層に共通索引(インデックス)層を置き対処する可能性を研究した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] T.Tagai et al.: "Catalogue of mineral specimens in the University Museum,the University of Tokyo part II Element sulideand sulfo salt minerals"Mat.Rep.Univ.Mus.Univ.Tokyo. 35. 1-108 (1999)

  • [文献書誌] T.Tagai et al.: "Catalogue of mineral specimens in the University Museum,the University of Tokyo part III Halide,oxide,carbonate and borate minerals"Mat.Rep.Univ.Mus.Univ.Tokyo. 40. 1-155 (1999)

  • [文献書誌] H.Ohba: "The Himalayan plants.vol.3"Univ.Mus.Bul.. 39. 1-174 (1999)

  • [文献書誌] B.Asfawn et al.: "Australopithecus garhi : A new species of early hominid from Ethiopia"Science. 284. 629-635 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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