• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

無機系産業廃棄物を利用したリサイクル型ポーラスコンクリートの開発・研究

研究課題

研究課題/領域番号 11559009
研究種目

基盤研究(B)

研究機関三重大学

研究代表者

畑中 重光  三重大学, 工学部, 教授 (00183088)

研究分担者 谷川 恭雄  名古屋大学, 工学部, 教授 (70023182)
石黒 覚  三重大学, 生物資源学部, 助教授 (30137244)
月岡 存  三重大学, 生物資源学部, 教授 (10024572)
湯浅 幸久  三重県工業技術総合研究所, 主任研究員
キーワード産業廃棄物 / ポーラスコンクリート / リサイクル / 再生骨材 / 空隙率 / 圧縮強度 / 流動特性 / 結合材
研究概要

本研究は、それ自体が環境共生型材料として利用されつつあるポーラスコンクリートに、産業廃棄物を大量活用することを目的としており、この2年間の研究で、その製造技術の確立と普及を目指すものである。本研究の最大の特色は、以下の2点である。
(1)産業廃棄物を利用した化学的に安定なリサイクル型ポーラスコンクリートを新たに提案・実用すること。
(2)現在では埋立てし処分されている無機系産業廃棄物を大量に再利用できること。
研究初年度の実績は、おおよそ以下のようにまとめられる。
(1)ポーラスコンクリートと再生骨材に関する文献調査(谷川・畑中・湯浅)
(2)無機系廃棄物のコンクリート用結合材としての利用の検討(湯浅・畑中)
(3)再生骨材のポーラスコンクリート用骨材としての利用の検討(月岡・畑中・湯浅)
(4)ポーラスコンクリートの破壊メカニズムと力学特性の分析(畑中・湯浅)
(5)軽量骨材ポーラスコンクリートの開発(石黒)
以上の研究成果の一部は既に論文として発表している。また、その他の研究も順調に進んでおり、研究終了時(平成13年3月)には、全ての項目について研究論文として公表する予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 湯浅幸久: "複数の無機系廃棄物を原料とする速硬性セメントの試作"セメント・コンクリート論文集. No.53. 51-58 (1999)

  • [文献書誌] 湯浅幸久: "アルミニウム系産業廃棄物の軽量気泡コンクリートへの利用"セメント・コンクリート論文集. No.53. 45-50 (1999)

  • [文献書誌] 湯浅幸久: "ポーラスコンクリートの物理的性質に及ぼす各種要因の影響"日本建築学会東海支部研究報告集. 第38号. 73-76 (2000)

  • [文献書誌] 湯浅幸久: "ポーラスコンクリートの製造方法に関する基礎的実験"日本建築学会大会学術講演梗概集. 549-552 (1999)

  • [文献書誌] 湯浅幸久: "ガラス繊維微粉を用いたセメントモルタルの性状に関する一実験"日本建築学会大会学術講演梗概集. 267-268 (1999)

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi