研究分担者 |
谷川 恭雄 名古屋大学, 工学部, 教授 (70023182)
石黒 覚 三重大学, 生物資源学部, 助教授 (30137244)
月岡 存 三重大学, 生物資源学部, 教授 (10024572)
湯浅 幸久 三重県工業技術総合研究所, 応用材料グループ, 主任研究員
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研究概要 |
本研究は、それ自体が環境共生型材料として利用されつつあるポーラスコンクリートに、産業廃棄物を大量活用することを目的としており、この2年間の研究で、その製造技術の確立と普及を目指すものである。 本研究の最大の特色は、以下の2点である。 (1)産業廃棄物を利用した化学的に安定なリサイクル型ポーラスコンクリートを新たに提案・実用すること。 (2)現在では埋立てし処分されている無機系産業廃棄物を大量に再利用できること。 研究2年度(最終年度)は,研究初年度の成果をさらに発展させたものであり,その実績は、研究初年度と同様,おおよそ以下のようにまとめられる。 (1)ポーラスコンクリートと再生骨材に関する文献調査(谷川・畑中・湯浅) (2)無機系廃棄物のコンクリート用結合材としての利用の検討(湯浅・畑中) (3)再生骨材のポーラスコンクリート用骨材としての利用の検討(月岡・畑中・湯浅) (4)ポーラスコンクリートの破壊メカニズムと力学特性の分析(畑中・湯浅) (5)軽量骨材ポーラスコンクリートの開発(石黒) 以上の研究成果の一部は既に論文として発表している。また、その他も含め,全ての項目について研究論文として公表しつつある。
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