• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

ミヤンマーの児童労働と社会福祉

研究課題

研究課題/領域番号 11610197
研究機関東北福祉大学

研究代表者

谷 勝英  東北福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (70118363)

キーワードミヤンマー / ヤンゴン市 / 児童労働 / 社会福祉 / 初等教育 / 地域格差 / 貧困 / 産業化
研究概要

本研究に関する先行研究として,ミヤンマーに関しては論文およびユニセフとミヤンマー労働省が共同で調査したヤンゴンの児童労働実態報告書を検討し,また他のアジアの国々の児童労働に関する論文を検討した。仮説のひとつとして,産業化の遅れ,特に機械化の遅れおよび初等教育の不整備をミヤンマーの児童労働発生の要因として取り上げた。それらの作業をふまえて,今回はミヤンマー統計年鑑や各種資料などの既存資料を用いて,ミヤンマーの社会経済の構造分析を行ない,そして初等教育と児童労働の関係について分析した。
その結果,ミヤンマーの国境に接する辺境地域,特にシヤン州とラカイン州の初頭教育での未就学率が高く,児童労働者比率も高いと推測された。ヤンゴン市の貧困地区でもその未就学率が高いことが判明した。今後はヤンゴン市の貧困地区での児童労働発生の要因と初等教育との関係を分析するつもりである。その時,Formal EducationとNon-formal Educationとの関係をもみてゆきたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 谷 勝英: "ミヤンマーの児童労働と社会福祉(その2)"東北福祉大学紀要. 第24巻. 65-85 (2000)

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi