• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

大学新入生の実態に即した新教授法の開発に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 11610258
研究機関名古屋大学

研究代表者

戸田山 和久  名古屋大学, 高等教育研究センター, 助教授 (90217513)

研究分担者 近田 政博  名古屋大学, 高等教育研究センター, 講師 (80281062)
池田 輝政  名古屋大学, 高等教育研究センター, 教授 (90117060)
馬越 徹  名古屋大学, 教育学部, 教授 (60000030)
中井 俊樹  名古屋大学, 高等教育研究センター, 助手 (30303598)
キーワード教授法 / Faculty Development / オンライン研修 / teaching tips
研究概要

1,教授技法調査 個別専門分野に関するもの、および一般的なものを問わず教育技法関連資料を広く収集し、分析した。その中には、海外(特にアメリカ合衆国)の各大学(たとえば、スタンフォード大学、ピッツバーグ大学など)が自大学の教員向けの指針として製作しているWWWページ形式の教授法ガイドも含まれる。さらに、それらの書籍、WWWページを実践的なガイドとしての使いやすさ、検索の容易さといった観点から分析した。この結果、本研究で目指している、日本における大学新入生の実態に即した使用に耐えうる授業改善のためのアイディア集は、まず、オープン・エンドな構造をもち、随時新情報の改訂が可能であり、教官の参加が可能なWWWページ形式として作成することにした。
2,国際比較調査 アメリカ合衆国におけるオンラインによる大学教員のための研修プログラム研究の第一人者であり、そうした研修プログラムを実際に作成したSanford Gold氏を日本に招聘し、集中的なセミナーと討議とを行った。この結果、本研究が目指すWWWページ形式の教授法ガイドの構造、プレゼンテーション等について大きな示唆を受けることができた。
3,教授法FD教材開発 以上の予備的作業を元に、「成長するTips先生:名古屋大学版teaching tips」の製作を開始した。2000年3月中に第一ヴァージョンが完成し、2000年4月から学内関係者によるモニター等試験的運用を開始する。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 馬越 徹: "名大版ティーチングティップス (tips)の開発に向けて"豊かな教養教育を目指して-共通教育の方針事例集平成11年度. 1-6 (1999)

  • [文献書誌] 池田 輝政: "外部教育評価の国際的動向とシラバス作成プログラム開発"豊かな教養教育を目指して-共通教育の方針事例集平成12年度. (2000)

  • [文献書誌] 戸田山 和久: "科学哲学ラディカルな自然化"『科学哲学』. 32巻1号. 29-43 (1999)

  • [文献書誌] 近田 政博: "変貌するアジアの大学-ベトナム編 : 空前の大学ブームで顕在化するジレンマ"リクルート 『カレッジマネジメント』. 第99号. 48-52 (1999)

  • [文献書誌] 近田 政博、中井 俊樹 ほか: 名古屋大学における授業アンケート調査報告書 : 平成10年度. (1999)

  • [文献書誌] 中井 俊樹、馬越 徹: "クラス規模が授業評価に与える影響に関する一考察 : 名古屋大学の事例分析"広島大学大学教育研究センター 『大学論集』. 第30集. (2000)

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi