(1)研究代表者・分担者はまず、先行研究や内外の文系を蒐集して、調査と併行し、文献による研究を行った。 (2)研究代表者は分担者とともに、質問紙による調査内容の作成を行った。質問紙の作成については専門家(愛知教育大学教授)のご意見を伺って、大学と自治体に送付する2種類のものを作成した。何度も修正し、印刷までに相当の時間を要した。すなわち、「公私協力方式による私立大学」(1980年度〜1997年度の間に立地された)大学新設45大学、学部新設18大学、学科新設2大学及びこれに協力した18道府県と95の市町村の各自治体に11月郵送で依頼して年内に解答を得た。大学60%、道府県70%、市町村は90%の回収率で、この問題については、地元に設置されていて、その設置に協力している市町村(自治体)の大学に対する関心度の高いことが理解できた。 (3)研究代表者は特色ある自治体、この方式で多くの大学を設置している新潟県と両者がよい関係を保って運営されている群馬県と市、大学等を訪問して実態調査を行った。 (4)研究分担者はアルバイトを使って、コンピュータ入力をしおえた。 自由記述部分の分析や資料の不備の補足については明年度の仕事であり、この調査書に基ずいて研究し、学会報告を行い、報告書を書く予定である。
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