研究概要 |
1.コーパスデータの加工 ・コーパスデータの校正と書式の統一化をはかった。 ・これまで入力したデータのうち,シナリオ・脚本データに関して登場人物及びその属性とそれぞれの発話とを関連づける情報を付けた。 2.コーパスの活用法にっいての研究 ・必要な用例を適切に抜き出すための方策の探求を行った。 ・コーパスによる文法体系記述のための理論的枠組みの検討 ・コーパスによる文法的類義表現の分析 ・以上の成果として次の3つの発表を行った。 「大規模用例処理に基づく文法記述研究の現在」(第30回中部日本・日本語学研究会,2001年11月10日(土)岐阜聖徳学園大学) 「コーパスの言語学的基礎」(第6回「太陽」研究会,2001年11月30日(金)国立国語研究所)現代雑誌言語調査の外来語(語彙・辞書研究会第19回発表会,2001年6月30日(土),三省堂文化会館) 3.研究成果報告書の刊行 これまでに収集したコーパスデータを元に,以下の内容で報告書を刊行した。 ・文法研究における用例の獲得法の調査とその分析。 ・コーパスを利用した類義表現の分析。 ・シナリオ・脚本データによる文型の分析。
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