• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2000 年度 実績報告書

メンタル・スペース理論による変化述語の研究

研究課題

研究課題/領域番号 11610516
研究機関東京大学

研究代表者

坂原 茂  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (40153902)

キーワード変化述語 / 認知プロセス / 解釈 / 仮想的変化 / 認知意味論 / メンタル・スペース / プロトタイプ / 自然言語
研究概要

変化述語のさまざまな解釈と,それを引き起こす要因を明らかにすることで,われわれの認識方法が,どのように外界の認識を決定し,かつそれがどのように言語に反映するかを,メンタル・スペース理論に基づいて研究した.
具体的には,変化述語がさまざまな解釈を生むメカニズムを,解釈の文脈と関係づけることで,単に変化述語の意味論だけでなく,一般的に名詞句の多様な解釈を生み出すメカニズムも研究した.Xが変化したと解釈されるのは,以下の3つである.
1.X自身の変化
2.Xの値交代による加算的解釈
3.Xに対する評価の変化に基づく再評価による変化
変化のプロトタイプは,当然,1であるが,その拡張として,なぜ2,3の解釈が可能になるのかを,それぞれの場合に対して,例を詳細に検討し,そこに含まれる認知プロセスとの関係で研究した.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 坂原茂 他(共著): "認知言語学の発展"ひつじ書房. 489 (2000)

  • [文献書誌] 坂原茂 他(共著): "認知言語学ハンドブック"大修館書店(未定). (2001)

URL: 

公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi