1.リトアニア・ベラルーシ年代記のうち「ラチンスキー年代記」・「クラシンスキー年代記」(以上東スラブ語)、「オルシャ年代記」・「モギリョフ年代記」(以上ポーランド語)およびラテン語による簡略年代記一編を電子テキスト化した。また、事務言語の資料として1588年版「リトアニア大法典」の電子テキスト作成に着手し、その三分の一が完了した。 2.16-17世紀の文法書に記述された文法規範が現実の年代記テキストにおける実践とどのような関係にあるのかということについて研究・調査した。その成果は「古代ロシア研究」20号に掲載される。
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