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1999 年度 実績報告書

エスキモー語記述文法の完成

研究課題

研究課題/領域番号 11610556
研究機関京都大学

研究代表者

宮岡 伯人  京都大学, 文学研究科, 教授 (60002979)

キーワードエスキモー語文法 / ユピック・エスキモー語 / 形態法 / 複統合語 / プロソディ / ピッチ / 記号的結節
研究概要

南西アラスカのユピック・エスキモー語について、宮岡が過去30数年間の現地調査でえた音声資料とフィールド・ノートを整理・分析することによって、同言語の包括的な記述文法を纏めあげるのが本研究の目的である。
本年度は、研究協力者(氏平明など)の助力をえて、音声データのうち音律面(プロソディ)の音響分析に着手し、最小の記号的な結節である語に集約性をあたえる重要な形式的特徴であるピッチの確認などを行ないえた。と同時に、エスキモー語のような複統合語の記述には形態法がその中核とならざるをえないが、これを中心とし、前後に音韻論とシンタックスを配した記述の枠組み(構成)を細部にわたって検討し、次年度から本格的に記述をすすめるための試案をえた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Miyaoka,Osahito: "Endangered Languages : The Crumbling of the Ecosystem of Language and Culture"http://www.elpr.bun.kyoto-u.ac.jp. 1-7 (1999)

  • [文献書誌] 宮岡 伯人: "危機言語への日本の貢献"月刊言語. 29・4. 108-115 (2000)

  • [文献書誌] Miyaoka,Osahiro: "Morphologie verbale en yupik alaskien central"Faits de Langues. 1-2* (2000)

  • [文献書誌] Miyaoka,Osahito ed.: "Languages of the North Pacific Rim,Vol.5"京都大学文学研究科宮岡研究室刊. 145 (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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