研究課題/領域番号 |
11610570
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
山口 真佐夫 摂南大学, 国際言語文化学部, 助教授 (00191239)
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研究分担者 |
中嶋 鴻毅 大阪工業大学, 情報科学部, 助教授 (40089884)
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キーワード | インドネシア / 南スラウェシ / 地域言語 / 現地調査 / アラッレ・タブラハン語 / ピトゥ・ウルンナ・サル語 / ウル・マンダ語 |
研究概要 |
当初計画においては、平成11年8月にインドネシア共和国ウジュンパンダン(現在マカッサル)に出かけ、現地研究協力者と研究体制を整え、調査研究に着手する予定であったが、政治状況が不安なため時期を延期した。その後、状況が好転したため、平成11年12月にインドネシアのマカッサルに入り、現地協力者と調査研究に関する方法の打ち合わせ、調査旅行の日程の調整を行った。その結果、初年度の調査対象は、アラッレ・タブラハン語、ピトゥ・ウルンナ・サル語、ウル・マンダ語に決定した。これら3地域への現地調査は、AbudulMuthalib(インドネシア文部省言語研究所前所長)、ZainuddinHakum(同言語研究所現所長)、AhmadTolla(国立マカッサル大学教官)がそれぞれのグループで相当する。1月中旬までは雨期で降雨の激しいことが予測され、おもに山岳地域が対象になる現地調査は危険なため、2月に出発し、対象言語の調査と音声の収録を行う。これらの音声資料の一部を音声データ・ベースに取り込む作業を行っている。
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