研究概要 |
平成11年度に実施した作業は次の通りであった。 1.計2,241冊からなる和洋書の蔵書群の全頁を通覧し、書き込み箇所を探索した。 2.655点の遺稿に、書き込みのない和洋書(1,771冊)、安井氏の著書・原稿類(80点)、書類・メモ等を加えた総計3,243点の資料すべてをデータベース化し、検索機能を持たせた。 3.上記655件の遺稿のうち、研究ノートと書簡のすべて、蔵書2冊、新聞記事等をマイクロフィルムに収めたうえ、温度・湿度の自動制御装置を備えた保管庫に保存している。 4.平成11年9月25日、「安井文庫」開設にあたり、記念講演会を開催した。 平成12年度は、下記作業の実施により2年間の作業のまとめにあたった。 1.新たに寄贈を受けた蔵書・資料類および未収録の蔵書・資料類計398点のデータベース化 これにより、所蔵蔵書・資料は総計3,641点となった。 2.研究成果報告書の作成 この結果、当初予定しながら実施できなかった次の作業が今後の課題となる。 1.貴重資料未撮影分のマイクロフィルム化 2.研究ノート、書簡、蔵書への書き込みの解読
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