研究概要 |
2000年度においては,10月18日(水)村井吉敬「新生インドネシアにおける市民社会の役割」,10月30日(月)高柳彰夫・西川潤他「国連社会開発特別総会の評価」の2度の研究会を開催した。また,2月24日(土),25日(日)に,バンコク市チュラロンコーン大学で,ASEAN8国及び韓国,日本から計35人の出席者を招き,「21世紀初頭アジア諸国の社会開発」と題した国際シンポジウムを開催した(日本ASEAN学術交流資金助成)。本シンポジウムでは「1 アジアの国家主導型開発体制の改革」「社会安全ネット」「3 市民社会の役割」の3部に分れ,16編の報告が行われ,アジアにおける社会開発の状況に関する最新の研究成果が示された。本シンポジウムのペーパーを2001年度内にまとめ,日英両文で出版する予定である。研究代表者及び分担者の研究成果もそこに含まれる。
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