研究課題/領域番号 |
11630102
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
村山 嘉彦 立命館大学, 経営学部, 教授 (60298718)
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研究分担者 |
服部 泰彦 立命館大学, 経営学部, 教授 (70180908)
荒川 宜三 立命館アジア太平洋大学, マネジメント学部, 教授 (10278476)
松村 勝弘 立命館大学, 経営学部, 教授 (40066733)
澤辺 紀生 九州大学, 経済学部, 助教授 (80278481)
向 寿一 立命館大学, 経営学部, 教授 (40127147)
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キーワード | 金融システム / 金融イノベーション / 投資戦略 / メインバンク / 多国籍銀行 / コーポレート・ガバナンス / 保険 / 金融再編 |
研究概要 |
平成12年度は、研究会を2回開催した。 第一回は、飛田努氏(立命館大学経営学研究科大学院生)の「書評:久原正治『金融イノベーター群像』」である(平成12年5月23日、於BKC)。 第2回は、石井清一郎氏(前パイロット株式会社社長)の「企業における経営戦略とファイナンス戦略」(平成12年6月14日、於BKC)である。 いずれの研究会も、8〜10名の参加があり、かなり活発な議論が展開された。第一回目の研究会では、近年における日本とアメリカにおける金融システムの急激な変化をどうとらえるか、また日米の金融システムの差異を金融イノベーションとの関連でどう把握するかが議論された。 第二回目の研究会では、今後の新しい日本の金融システムあり方を、「企業における経営戦略の一環としてのファイナンス戦略」の観点から、いかに変革すべきかを中心に議論された。 以上の研究会において、金融ビッグバン以降の日本の新しい金融システムをどのように構築していくべきかについての共通理解の前進をみた。 また、今年度においては、研究発表においても、以上の研究会の議論の共通理解を基礎にしながら、単に論文という形だけではなく、単行本という形でまとまった研究成果が刊行されるに至った。
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