2年度はグローバル時代の広告主と広告会社間の企画の方法として話題になっているアカウントプランニングとコンシューマーインサイトの開発に注力した。 2000年9月には客員教授として米国ノースウエスタン大学とテキサス大学にて日本のアカウントプランナーとアカウントプランニングの動向と現状について講義と講演を行ない、同時に米国での実態を企業訪問と指導的アカウントプランナーのヒヤリングを実施した。さらに2000年11月から12月に二人のAP研究者とコンサルタントを青山学院大学大学院で招き私の企画の基に研究会を開催した。 コンシューマーインサイトの発見が緊急の課題である。そこには近代広告科学はリスク最小化技術から大発見(ブレークスルー)支援技術として貢献すべきという知見のもとに以下の提案をする。 ・経営への貢献 リスクを減らすこと リスクを越える ・研究目的 ベチマークを導き出す 突出を創出する ・主要判断基準 アクセプタビリティ オリジナリティ ・分析者の位置付け リサーチャー アカウントプランナー ・基盤 近代科学 ポストモダン科学 ・方向性 細分化・定量化・客観化 関係性・コンテクスト・主観性重視 ・用語 行動心理学 文化人類学 ・方法論 解析(統計学) 解釈(書誌学) ・基礎研究 データベース整備 ケーススタディ・アーカイブ整備
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