| 研究概要 |
1.日本企業の会計的選択行動を類型的に整理するため,上場会社約2,000社の1984〜1998年の会計方針を調査し,会計方針を変更したケースのデータをコンピュータに入力した。800件以上に及ぶこの会計方針変更データを,対象項目,変更理由,変更の影響額等にもとづき類型化し,Excelで検索できるようにする作業はほぼ完了しているが,このデータベースをSQLサーバに移設して,インターネット上に公開する作業は平成12年に持ち越されている。
2.会計的選択行動に関する文献の検討は,英文を含め,主要な作業を終えており,文章化し,論文として公表するステップが残されているたけである。
3.百貨店,スーパーなどの小売業の会計政策,建設会社の会計政策についてはヒヤリング調査を行い,監査法人の意見も聴取している。
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