研究分担者 |
伊藤 龍峰 西南学院大学, 商学部, 教授 (40203145)
朴 大栄 桃山学院大学, 経営学部, 教授 (80157114)
加藤 恭彦 甲南大学, 経営学部, 教授 (00068115)
林 隆敏 関西学院大学, 商学部, 助教授 (50268512)
蟹江 章 北海道大学, 経済学部, 助教授 (40214449)
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研究概要 |
我々の研究課題は,特記事項の記載の実態と記載に関する関係者の意識調査から構成される。平成11年の課題は次のような内容から成り立つている。 1)アメリカの財務会計基準審議会報告書(FSAS)・監査基準書(SAS)・監査実務での特記事項の取扱に文献研究 2)日本の特記事項の取扱に関する文献研究 3)上場会社の有価証券報告書(年次と半期)で開示されている特記事項の抽出と類型化 4)特記事項公表に対する株価への影響分析(日経テレコム使用) 1と2については文献検索により資料を集め,研究会を開催して,伊藤と朴が研究報告をした。3については7月より全員が名城大学と桃山学院大学に集まり東京証券取引所一部上場会社全社について(平成9-11年)抽出作業を行った。なお,平成4-8年については日本公認会計士協会がすでにデータベース化しているので,それを入手し,研究会を開催し調査担当者より意見を聴いた。なお,平成9-11年の抽出した部分については,現在excelへの入力作業をしている。4については日経テレコムと日本経済新聞を使用して分析を試みた。さらに,本研究は,日本監査研究部会課題別研究部会のプロジェクト(平成12-14年)としても選ばれることになった。 このように,研究は現在進行中であり,未だまとまった成果は公表していない。
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