研究分担者 |
川又 雄二郎 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (90126037)
小木曽 啓示 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 助教授 (40224133)
斉藤 毅 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (70201506)
桂 利行 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (40108444)
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研究概要 |
研究の当初に計画していたもののうち,トーリック超曲面の変形族に対して臨界点とトポロジカルサイクトルの関係は,よくわかる様になった。具体的には,トーリック超曲面及びその退化の変形族を凸体のことばを使って,コンパクト化を具体的に構成した。そのことにより,臨界点からできる安定サイクルが超幾何関数の展開と対応することがわかった。論文は準備中である。 もう1つの計画である.セクバーグ積分を,複素ノヤパラメーターで展開したときの係数と,多重ゼータの関連も,ほぼ完全な形でわかる様になった。その際現れる微分形式の基底は,Falk-寺尾のβNBC基底と一致しており,この関連については,今後の発展を待ちたい。
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