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2001 年度 実績報告書

双曲幾何学およびクライン群論研究支援ソフトウェアの開発

研究課題

研究課題/領域番号 11640078
研究機関奈良女子大学

研究代表者

和田 昌昭  奈良女子大学, 理学部, 教授 (80192821)

キーワード双曲幾何学 / クライン群 / 研究支援 / ソフトウェア
研究概要

OPTiにおいてフォード領域を表示するために用いているアルゴリズムの高速化を実現し,それを用いてスライス画像がリアルタイムで変形する様子を表示できるようにした OTPi Version 3.30を公開した.スライス画像については,山下靖氏,須川敏幸氏,小森洋平氏との共同研究で得られたBers埋め込みの画像を初め,コンピューターを用いてさまざまな画像が得られているが,スライス画像がパラメータの変化につれてどのように変形するかを見ることができるようにしたのは,これが初めてである.このOPTiの新バージョンについては2001.9.9-17にUniversity of Worwickで開かれた研究集会「Kleinian Groups and Hyperbolic 3-Manifolds」においてデモンストレーションを行い大きな反響を得た.
また,2001.11.29-12.1に奈良女子大学理学部で開催した研究集会「トポロジーとコンピューター」での講演「Inside OPTi」や2001.12.3-7に数理解析研究所で開かれた研究集会「双曲空間及び離散群の研究II」での講演「OPTiにおける離散性判定アルゴリズム」において,OPTiで用いているアルゴリズムについての解説を行った.

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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