研究概要 |
(1)複素射影空間内の自己交差する閉じた螺旋を部分多様体論の手法を用いて作った。次数は3又は4である。 (2)複素射影空間内のすべての等質実超曲面を実超曲面の族の中で(実超曲面上の)測地線を複素射影空間から観察することにより特徴付けた。 (3)定曲率空間内のすべての等径超曲面を(2)と同様の観点から特徴付けた。特別な場合としてクリフォード超曲面も調べた。 (4)複素射影空間内の等質実超曲面を型作用素の固有空間の研究の観点から調べた。その結果、A_1,A_2,B,C,D,Eの6種類に対して、A_1,A_2,B型の3種類の特徴付けを得た。
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