研究概要 |
特異点のホモトピー論的研究をfold型とMorin型について行った。先の研究で確立したこれらの特異点のホモトピー原理により、ジェット空間の中の対応する部分束のホモトピー型が重要になるが、その研究に大きな前進があった。多様体の間の写像の特異点は、source spaceとtarget spaceの多様体の関係を著しく反映していることが判明した。 写像の特異点の研究は、結び目理論にも応用されて多くの不変量を生み出しており、その研究も行い,また、equivariant mapsの特異点理論の研究も継続しそれぞれ研究発表をした。以下に本年の投稿中の論文を記す。 1.Y.Ando,Folding maps and the classifying space SG. 2.Y.Ando,On holomorphic maps with only fold singularities(revised version). 3.K.Komiya,Equivariant K-theoretic Euler classes and maps of representation spheres. 研究発表:サンパウロ大学、International Conference on Theory of Fixed points and its Applications(小宮)。ジョージワシントン大学、Knots in Washington 10,Kauffman Polynomial of order 1(宮沢)。
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