研究概要 |
複体XにS^1が作用しているときその不動点集合Fのコホモロジー環の変形としてXのコホモロジー環が得られる.dim_QH^*(X)≦5の場合不動点集合Fのコホモロジー環として現われる環の分類を行った。またオイラー標数が正のellipticな有理ホモトピー型の分類を試み,そのコホモロジー環の次元が7以下の場合は完了した。8,9次元の場合は無限にありそのパラメータ付の研究を現在も行っている. またXにS^1が自由に作用している場合忘却写像F:Aut_<S^1>X→AutXの核が有限群,可算無限群,非可算無限群になる例を構成した。またπ_2(aut_<Id>(X))【cross product】Q=0ならばFの核は有限群になることを示した.
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