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1999 年度 実績報告書

トーリック多様体論の位相幾何学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11640091
研究機関大阪市立大学

研究代表者

枡田 幹也  大阪市立大学, 理学部, 教授 (00143371)

キーワードトーリック多様体 / 扇 / 凸体 / 組み合わせ論 / トポロジー / 同変コホモロジー
研究概要

トーリック多様体論をトポロジーの立場から展開した。
トーリック多様体論では「トーリック多様体」と呼ばれる代数幾何の対象と「扇」と呼ばれる組み合わせ論の間に1対1の対応があることが知られているが、本研究では「トーラス多様体」と呼ばれる位相幾何学の対象から「多重扇」と呼ばれる組み合わせ論の対象へ対応があることを示した。この対応は、トーリック多様体論における「トーリック多様体」から「扇」への対応の拡張になっている。さらに、トーラス多様体の位相幾何学的量(指数など)を多重扇の言葉で表した。また、多重多面体という概念を導入し、凸体に対して知られているEhrhant多項式やKhovanskii-Pukhlikov公式が、多重多面体に拡張されることを示した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Mikiya Masuda: "Unitary foric manifolds, multi-fans and eq*varicuat index"Tohoku Math. J.. 51. 237-265 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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