研究概要 |
1.大森は,今まで分類されていない最小位数のウェイイング行列W(14,9)の介類を完成させた。また,Semi-biplane typeのウェイイング行列W(n,6)の構成・分類を完成させた。更に,位数と重さに関する不等式を予測し,その不等式の上限をフィットする行列を構成した. 2.平田は美術館定理としての頂点警備定理と対角線警備定理に対する別証明を与えた。更に,立方体の展開図から出来る17通りの立体図形を求めた。これらの結果は研究題目の幾何的組合せ論の展開に役立つ. 3.岡本は代数的数体上のフェルマー風の不定方程式における解の性質を求めた。これらの結果は研究課題目の代数的性質の求明に役立つ. 4.白倉は切断点を持つ連結グラフの標識付き及びそうでないグラフの個数に関する指数〓関数を求めた。更に直交配列は誤差に相関がある場合でも最適である事を示し,そのようなデザインを求めた。これらは課題の応用に役立つ. 5.浜田はternary及びquaternary線形符号のある種のものは存在しない事をminihyperの概念を用いて示した。これらは研究課題の応用に役立つ.
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