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1999 年度 実績報告書

へびつかい座超銀河団の局所銀河群の特異運動に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 11640232
研究機関岐阜大学

研究代表者

若松 謙一  岐阜大学, 工学部, 教授 (30021801)

研究分担者 土居 守  東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (00242090)
キーワード銀河団 / 超銀河団 / 銀河 / 巨大構造 / 宇宙論
研究概要

これまでデータを解析してきたコンピュータがこわれ使えなくなったため、データを新しいコンピュータに移設するため、エクサバイト・テープドライブを購入し、データ解析の環境を整備した。これを用いた解析により、以下の結果が得られた。
1 フィルム上で検出された約6000個の銀河の測定位置を比較し、同一天体で隣の天域上で検出された天体で、2重にカウントされているケースをチェックし、カタログを完成させた。
2 スペクトルが得られた約3000個の銀河についても、同様のチェックを行い、2回以上速度が測定された天体について、相互比較をおこない、測定エラーが100km/sと予想通りの精度であることを確認した。
3 10数例の銀河については、数千km/s以上の差異があり、いずれかがスプーリアスのライン検出・測定であったと思われる。これらについては再検討を要する。
4 へびつかい座超銀河団からヘラクレス座超銀河団へのウオール構造の存在を検証した。
5 これらの成果を、平成12年2月メキシコのグアナホアト大学で開かれた研究会で発表し、また多くの研究者と交流し、今後の研究方針を立てる上でおおきく役だった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] T.Hasegawa: "Large-scale structures in the Ophiuchus Region"M.N.R.A.S.. (in press). (2000)

  • [文献書誌] H.Matsuhara: "ISO deep far-IR Survey in Lochman Hole"Astron. & Astrophis. (in press). (2000)

  • [文献書誌] X..Fan: "High Z Quasars Found in SDSS commissining"Astron.J.. 118. 1-7 (1999)

  • [文献書誌] F.Nakata: "Probing evolution of early-type galaxies"M.N.R.A.S.. 309. 25-32 (1995)

  • [文献書誌] X.Fan: "Discovery of high Z Quasars"Ap.J.Letters. 526. 57-61 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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