(1)SDSSプロジェクトで取得される予備観測データを用いた研究。此研究は二側面を持つ即ちハードソフトウエアの微調整及其特性の把握、並に予備データを用いたサイエンス研究である。本プロジェクトの予備データは既に過去の天文学的観測の蓄積テーマを各分野に於いて大きく上廻っており、且本来の第一の目的は第二のサイエンス研究を垂行する事に〓として明になる事が多い。本年度行った研究の内特記すべきものは(イ)最遠クエーサーの記録の更新(論文1)及最遠クエーサーの過密度、(ロ)最低温量の発見光学スペクトルはメタンと水で支配する星の内部では重水等のみが燃焼していると推定されよう。(褐色矮星)並びに此様な低質量星的密度の上限の導出(論文5)、(ハ)銀河サイズ切断半径の発見(50kpc)及びハロー中の非一様式分の発見(論文投稿中)、(ニ)近傍銀河的密度の決定(論文準備中)(ホ)CCD読出し増幅器の特性研究。(2)CDM模型を基く大規模構造形成の定量的研究。特に***が存在しない場合には3°k幅材のゆらぎと銀河團数密度の整合性が危なくなる事及び有限質量中性微子の影響を調べ其質量は如何なる場合にも0.8eVより小さくない限り本 形成理論と矛盾する事を導いた(論文4)。(3)楕円銀河は銀河形成研究の鍵であるか否かでは楕円銀河の暗黒物質の株相は渦巻銀河の基と大きく異り善変遍性が無い事を論ずると共に光学的パラスタ間の基本平面の他にX線パラメタ間の基本平面が存在し楕円銀河の暗黒物質の様相に敏感なのは後者である事を論した(論文3)
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