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2000 年度 実績報告書

ミリ秒マグネターとガンマ線バースト

研究課題

研究課題/領域番号 11640274
研究機関京都大学

研究代表者

中村 卓史  京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (80155837)

キーワードガンマ線 / バースト
研究概要

ガンマ線バーストの6%くらいは、プリカーサーを伴っている。
これは、ガンマ線の前に数10秒にわたってX線が先に到着する現象である。又ポストカーサーと言って、ガンマ線のあとにやはり数10秒にわたってX線が到着する現象もある。
ガンマ線バーストの火の玉モデルでは最初にIntenal shockによってガンマ線が出て、その後に星間ガスとのexternal shockでX線が放出されるので、プリカーサーの説明は、困難である。一方、external shockはjetであるという証拠がいくつか出て来た、そこで.jetがいくつかのSub-jetであるとしよう。そうすると、あるSub-jetがoff-Oxisに先に出ると、X線プリカーサーとして見えることがわかった。つまり、sub-jetにすれば、火の玉モデルの少しの変更でプリカーサーが説明できる。又、同じモデルでLuniinosity-Lag関係という今年出て来た観測事実も説明できることがわかった。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Takushi Nakamura: "Multiple Sub-Jet Model of Gamma Ray Bursts"Astrophysical Journal. 534. L159-L162 (2000)

  • [文献書誌] K.Tuniguchi & T.Nakamura: "Almost analytic solutions to equilibrium"Physical Review Letters. 84. 581-585 (2000)

  • [文献書誌] K.Taniguchi and T.Nakamura: "Equilibrium Sequence of irrotational."Physical Review. D62. 044040 (2000)

  • [文献書誌] M.Saijo & T.Nakamura: "A possible direct Method to determine"Physical Review Letters. 85. 2665-2669 (2000)

  • [文献書誌] T.Chiba and T.Nakamura: "Feasibility of Reconstructing the Quinte"Physical Review. D62. 121301 (2000)

  • [文献書誌] T.Nakamura & T.Chiba: "Determining Equation of State of the …"Astrophysical Journal. (in press).

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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