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2001 年度 実績報告書

ミリ秒マグネターとガンマ線バースト

研究課題

研究課題/領域番号 11640274
研究機関京都大学

研究代表者

中村 卓史  京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (80155837)

キーワードガンマ線バースト / 宇宙論 / パルサー
研究概要

(1)ガシマ線バーストがジェットだとすると、それを〜20゜くらいのViewing ungleで見るとGRB980425のSlowly Declining X-ray after glowが説明できることを示した。
(2)ジェットがγ〜100の多くのサブジェットからなっているとすると、X-ray-precursorや、post cursorが説明できることを示した。
(3)ピークルミノシティーとスペクトルラグの相関はサブジェットに対するViewing ungleが違うことで理解できることを示した。又、ルミノシティー バリアビリティ等の、数々の関係も出せることを示した。
(4)マイクロレンズが起こると、電波領域で、ジェットかジェットでないかの区別ができることを示した。
(5)Log-Normal分布は、ランダムな量の3つ以上の積で、物理量が決まっているのなら、出ることを示した。
(6)以上のような成果の一部を2000年11月に開かれた国際シンポで、発表した。特に、ガンマ線バーストのcentral Engineとして、ミリ秒パルサーは、有力になったことを主張した。特にジェットだとエネルギー的にミリ秒パルサーの自転エネルギーで足りること、又、GRB980425は、ソフトガンマ線バーストを、今からも起こす可能性を示した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] K.Ioka, T.Nakamura: "Possible Origin of Lognormal Distribution"A Strophys. J. Letters. (in press astro-ph/0202053).

  • [文献書誌] T.Nakamura: "Jets and Central Engine of GRBs"Proy. Theor. Phys. Supple. 143. 50-77 (2001)

  • [文献書誌] K.Ioka, T.Nakamura: "Microlensing of Collimated・・・・"A stroplujo. J.. 561. 703-707 (2001)

  • [文献書誌] K.Ioka, T.Nakamura: "Peak Luminosity-Spectral lag・・・・"A stroplujo. J. Letters. 554. L163-L167 (2001)

  • [文献書誌] T.Nakamura: "Multiple Sub-Jet Model・・・・"Astrophys. J. Letters. 534. L159-L162 (2000)

  • [文献書誌] T.Nakamura: "Off-axis Emission・・・・"Astriophys. J. Letters. 522. L101-L104 (1999)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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