研究課題/領域番号 |
11640313
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
清水 宏晏 岐阜大学, 工学部, 教授 (80023258)
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研究分担者 |
久米 徹二 岐阜大学, 工学部, 助手 (30293541)
佐々木 重雄 岐阜大学, 工学部, 助教授 (30196159)
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キーワード | 分子性固体 / ファンデルワールス固体 / ブリルアン散乱 / 弾性定数 / アルゴン |
研究概要 |
高圧ファンデルワールス化合物固体の代表としてのH_2O-Ar系は、アルゴンハイドレート(AH)に実現される。これはホスト分子H_2Oの水素結合で形成される「カゴ」の中にゲスト分子Arが1つ入り、sII型と呼ばれるダイヤモンド型の立方晶をつくる(よく知られたメタンハイドレートはsI型でbcc型の立方晶)。 高圧ダイヤモンドアンビルセル(DAC)中にAHの単結晶を成長させることに初めて成功し、このsII型単結晶が安定な室温、圧力約1GPaまでの領域で、高圧ラマン散乱と高圧ブリルアン散乱を測定することにより、アルゴンハイドレートの弾性的性質(音速、弾性定数)を世界で初めて明らかにした。これらの結果は、まず下記により公表予定である。 ○ High-pressure Raman and Brillouin Studies of a Single Crystal Argon Hydrate(AIRAPT2001)第18回高圧力の科学と技術に関する国際会議(北京)へ発表の申込み中 また、同時に進行中のH_2O-CH_4系のメタンハイドレートの結果と比較検討する予定である。
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