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1999 年度 実績報告書

測定点群を用いた適応的細分割手法による自由曲面モデルの再構成

研究課題

研究課題/領域番号 11650147
研究機関東京大学

研究代表者

鈴木 宏正  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40187761)

キーワード曲面再構成 / 細分割曲面 / リバースエンジニアリング / 自由曲面
研究概要

本研究では、物体形状の測定点群から得られた三角形メッシュと測定形状の概形を与え、その概形を初期多面体として細分割を行い、メッシュにフィットした細分割曲面を生成する手法を開発している。本年度は、細分割曲面として、
●細分割スキームの設計として、4to1分割とLoop細分割を基本とした方式及びCutmull&Clark法を検討・評価した。
●また、これらのスキームにより生成される曲面の連続性に関してG1性を持つことを評価・確認した。
さらに、フィッティング手法として、
●細分割曲面と三角形メッシュ差分評価法
●その差分評価に基づく細分割曲面の修正法
について研究を行い、差分評価としては、細分割極限点を用いる方法が計算効率上優れていることを明らかにした。これは、細分割曲面の制御点において、曲面に無限回の細分割を施したときの極限を計算するもので、極限は固有値解析によって求めることができた。修正法としては、差分をゼロとおいた方程式を解くことによって行われるが、局所的に修正を反復する方法を開発した。これらの方式や理論は、計算機上にプロトタイプソフトウェアとして実装されている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] H. Suzuki et.al.: "Subdivision Surface Fitting to a Range of Points"Proc. IEEE Pacific Graphics '99. 158-167 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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