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2000 年度 実績報告書

乱流火炎の時空三次元構造の理論的および実験的解明

研究課題

研究課題/領域番号 11650218
研究機関名古屋大学

研究代表者

山下 博史  名古屋大学, 工学研究科, 教授 (40111835)

キーワード乱流火炎 / 非定常挙動 / 多次元空間 / 数値計算 / 反応性ガス力学 / レーザ計測 / PIV
研究概要

本研究では,乱流火炎の時空三次元構造を精密科学的アプローチによる直接数値計算と,レーザ誘起蛍光法やPIVによる計測を同時に行うことにより解明することを目的とした.
1)直接数値計算
前年度に構築した新しい数値計算予測手法を用いて,乱流火炎の典型的な例である噴流やVガッタ周りに形成される火炎について,その時空三次元構造や,NOxの生成量の予測を行い,その発生抑制技術について検討を行った.計算結果は購入したパーソナルコンピュータや光磁気ディスクに保存し,実験結果と比較するために図形処理を行った.
2)レーザ計測
前年度に現有設備の燃焼装置(同軸噴流拡散火炎燃焼装置,同軸噴流非燃焼実験装置,Vガッタ保炎器燃焼装置),レーザシステムおよび超高速ビデオシステムを利用して構築した新しい計測システムを用いて,研究代表者が従来から対象としてきた非燃焼場での同軸噴流の乱流混合に適用し,システムの正確さ,作動状況を調べた.この確認作業の後,乱流火炎の典型的な例である噴流やVガッタ周りに形成される火炎について,その時空三次元構造について検討した.
3)得られた理論および実験結果の比較検討を行った.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 福井傑: "Vガッタに保持された予混合火炎の火炎構造と非定常挙動に対する素反応の役割"第38回燃焼シンポジウム講演論文集. 177-178 (2000)

  • [文献書誌] 中山浩: "PIVによるVガッタ周りの非定常流動計測"日本機械学会東海支部 第50期総会・講演会講演論文集. (印刷中). (2001)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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