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2001 年度 実績報告書

ウェーブレット解析による非定常システムの同定に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11650457
研究機関電気通信大学

研究代表者

中野 和司  電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (90136531)

研究分担者 新 誠一  東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教授 (20134463)
キーワードウェブレット変換 / むだ時間推定 / 伝達関数推定 / Blackman-Tukey法 / スペクトル密度推定 / ボイラ / ブラインドセパレーション
研究概要

本年度の研究成果は以下の通りである。
1.11年度に開発したむだ時間推定法を,火力発電ブランド内ボイラの同定に対応し,その有用性を非線形モデリング法であるRBF型ARXモデル同定法において実証した。
2.11年度に開発した伝達関数推定法(有理関数部の推定法)は,いわゆるBlackman-tukey法に対応するものであるが,これ(間接法)に対して,入出力を直接ウェーブレット変換する方法(直接法)を提案し,それらの推定制度を,データ区間と雑音レベルから比較検討した。
3.相関関数のウェブレット変換とスペクトル密度の関係を調べ,相関関数のウェブレット変換がスペクト密度の推定値となるための条件を明らかにした。
4.ウェブレット変換の応用として,音声のブラインドセパレーションにおいて,畳込み混合に有用なことを明らかにした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中野 和司, 田原 鉄也, 新 誠一, 豊田 幸裕, 辻野 太郎, 美松 透: "ウェブレット解析を用いたドラムボイラ制御系設計のための同定"電気学会論文誌D. 122-D-2. 111-119 (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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