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2000 年度 実績報告書

液状化地盤の側方流動に対する杭基礎の耐震性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11650495
研究機関早稲田大学

研究代表者

濱田 政則  早稲田大学, 理工学部, 教授 (30164916)

キーワード液状化 / 測方流動 / 基礎杭 / 兵庫県南部地震 / 新潟地震 / 振動台実験
研究概要

(1)遠心載荷装置を用いた模型杭に作用する液状化地盤の流動外力に関する実験を行い、以下のことを明らかにした。緩詰めの砂層が完全な液状化状態にある場合は模型杭に作用する外力を流体の抗力として表すことができるが、比較的締め固まった砂層が不完全な液状化状態では地盤変位が支配的な固体力となる。
(2)1964年新潟地震におけるNHKビルおよび家庭裁判所ビルの基礎杭の被害を分析し、いずれの場合においても液状化層上部に存在した非液状化層の変位が杭被害に関して支配的な影響を与えたことを明らかにした。
(3)3年間にわたる一連の研究成果をまとめ、液状化土の側方流動に対する基礎杭の耐震設計法と解析モデルを提案した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 濱田政則,柳瀬和俊: "遠心載荷実験による液状化土の流動特性の研究"第35回地盤工学研究発表会. 1036. 2029-2030 (2000)

  • [文献書誌] 濱田政則,柳瀬和俊,中村正樹: "傾斜地盤における側方流動のメカニズムと変位量の予測〜その1"土木学会 第55回年次学術講演会講演概要集. III-A104(CD-ROM). (2000)

  • [文献書誌] 濱田政則,甲村雄一,柳瀬和俊: "傾斜地盤における側方流動のメカニズムと変位量の予測〜その2"土木学会 第55回年次学術講演会講演概要集. III-A104(CD-ROM). (2000)

  • [文献書誌] 濱田政則 他: "地盤・基礎構造物の耐震設計"社団法人 地盤工学会. 493 (2001)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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