研究概要 |
1.解析:現在,引張試験,短柱圧縮試験により得られた材料の特性を用いて,2軸偏心圧縮力を受ける柱の弾塑性解析を行うプログラムを開発し,実験挙動との対応を検討する準備を行っている. 2.実験:コンクリートの設計基準強度を600kg/cm^2,鋼管はSTKR400として,試験体を製作した.試験体総数は33体(CFT柱30体,S柱3体)である. 断面:コンクリート充填鋼管柱(角形鋼管□-125x125x3.2,幅厚比39),中空鋼管(角形鋼管□-125x125x3.2,幅厚比39) 座屈長さ・断面せい比Lk/D=8,18,30 実験変数は,座屈長さ・断面せい比Lk/D(8,18,30)と2軸曲げ角度θ(0°,15°,30°,45°)である.現在,鋼管の引張試験や短柱圧縮試験等の材料試験を終え,Lk/D=30に対しての実験を行っている段階であり,2軸曲げ角度の影響や偏心量の影響が及ぼす影響が明らかになったところである.
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