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1999 年度 実績報告書

市街地の諸要素による延焼抑止効果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11650629
研究機関神戸大学

研究代表者

北後 明彦  神戸大学, 大学院・自然科学研究科, 助教授 (30304124)

研究分担者 越山 健治  神戸大学, 大学院・自然科学研究科, 助手 (40311774)
キーワード地震火災 / 火炎形状 / 延焼 / 開口面積 / 隣棟間隔
研究概要

本年度は、阪神・淡路大震災時の市街地の諸要素周辺における延焼動態の把握に重点をおいた。延焼動態の把握にあたっては、映像資料の整理及びこれまでの概括調査の結果により時系列別被災状況図を作成するとともに、現地の被災者に対するヒアリングを実施し、火炎の燃え広がり方向、着火部位、延焼の時間経過及び市街地内部における諸要素による延焼抑止の状況について実態の解明を試みた。具体的には、震災直後に収集した画像情報や各種資料により、火炎形状に関しては、99例の画像について火炎高さ及び同時延焼領域面積を測定した。また、延焼拡大過程の中で、耐火造建築物が木造建築物群の燃焼の中で果たした役割に注目し、耐火造建築物129棟の各開口部について開口面積及び隣棟間隔を測定し、これらの延焼への影響について分析を行った。また、ヒアリングについては、耐火造建築物が多くあった、神戸デパート南火災地区(大正筋周辺)を調査地区とし、調査対象は、地区内の仮設店舗、仮設住宅、復興市営住宅などの30名とし、地区のまちづくり協議会役員に紹介の紹介で、1999年10月26日(火)に、5班15名(各班3名)で実施した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 北後明彦: "阪神・淡路大震災の市街地火災における火炎形状と延焼動態に関する研究"日本火災学会研究発表会概要集. 平成11年度. 106-109 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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