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2000 年度 実績報告書

書院造初期形成過程の研究-鎌倉武士住宅を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 11650667
研究機関名古屋造形芸術大学

研究代表者

藤田 盟児  名古屋造形芸術大学, 造形芸術学部, 助教授 (20249973)

キーワード鎌倉時代 / 中世住宅 / 住宅史 / 書院造り / 武士住宅 / 寝殿造り / 鎌倉住宅 / 釈家住宅
研究概要

昨年度行った作業は、以下の通りである。
(1)文献調査;鎌倉時代から室町時代前期にかけての住宅資料図書を補充し、また、研究の利便性を考えて『古事類苑』全51巻を購入した。
(2)史料検討;鎌倉時代から室町時代中期までの各階層の住宅史料を個々に検討した。その結果に基づき、中世前期の住宅史を再検討した。
(3)成果の発表;上述の作業から、中世前期の住宅は社会階層に応じて書院造り化の進展状態が異なることを見いだし、その視点から書院造り成立過程について現在までの通説とは異なる新たな論を構築した。その論文を完成させ、東大出版会から今年度に刊行される論文集に掲載される予定になっている。
(4)発掘資料の予備調査;当該期の住宅遺構の発掘調査例を調べるため、奈良国立文化財研究所に出張した。また韓国の住宅史との関係を理解するために日韓建築史交流セミナーに参加した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 藤田盟児: "日本の住宅建築における空間的発展"名古屋造形芸術大学,名古屋造形芸術短期大学 紀要. 第6号. 45-66 (2000)

  • [文献書誌] 藤田盟児: "鎌倉の執権及び連署の本邸の沿革"日本建築学会計画系論文集. 第533号. 205-211 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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