研究概要 |
本年度の実施計画に基づいて,以下の研究を実施した. (1)電子検出用のチャンネルトロン検出管を設置し,本年度,備品として購入したマルチチャンネルスケーラー計測システムと接続することにより,光子と電子の同時計測を可能とした. (2)紫外域〜可視の光電子増倍管を別途購入して,破壊時に放出される光子のエネルギー分布を予備的に検討した. (3)単結晶MgOと単結晶Al_2O_3の破壊に伴うフォトンエミッションを計測したところ,き裂進展させる結晶面によって,フォトンの放出量が異なることがわかった.
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