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1999 年度 実績報告書

装薬条件が爆源近傍の破壊プロセスに及ぼす効果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11650965
研究機関八代工業高等専門学校

研究代表者

中村 裕一  八代工業高等専門学校, 土木建築工学科, 教授 (00112392)

キーワード可視化観察 / シュリーレン法 / シャドウグラフ法 / 高速度撮影 / 装薬条件 / 爆破実験 / 応力波 / き裂
研究概要

研究計画の初年度として以下の研究を行った。
(1)連続可視化画像記録システムと動ひずみ計測システムの構築
アルゴンイオンレーザー(連続発振)を光源に使用したシャドウグラフ法やシュリーレン法による連続可視化画像情報を記録するシステムを構築した。このシステムでは、高速度ビデオカメラ(最高撮影速度40500コマ/秒)を使用して画像記録した。これによって、応力波の伝ぱとき裂進展挙動を同時に可視化観察することが出来るようになった。既設の4台のシグナルコンディショナー及び申請備品のデジタルオシロスコープとパソコンを組み合わせた動ひずみ測定のための波形計測システムを構築した。
(2)装薬のデカップリング効果に関する実験
PMMAブロックと瞬発電気雷管を使用して、爆破モデル実験を行い、爆源近傍の応力波、爆発ガス、き裂の挙動を上述の可視化システムを使用して、画像観察した。実験結果から装薬周囲の空隙の大きさ、装薬の装着状態や装薬孔に近接するガイドホールの存在が爆源近傍の破壊プロセスに及ぼす効果を考察した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 中村裕一、岩本誠治、深浦貴之: "爆破応力波と円孔の干渉によって生じるひずみとき裂の動的挙動"土木学会第54回年次学術講演会講演概要集. I(B). 628-629 (1999)

  • [文献書誌] 中村裕一、薮健治、桐谷能生: "高速度撮影における爆破にともなう反応波とき裂の動的挙動"高速度撮影とフォトニクスに関する総合シンポジウム1999. 13-16 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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