研究概要 |
組織構築制御の為のファジィセットカオス理論の構築 組織形態の制御には、人工的プログラミングによる遺伝子のFuzzy set ON/OFF制御が必要である事が分かり、また、一週間単位の遺伝子の制御法を何度もカオス的に繰り返す事が必要であった。 組織構築の制御のために使用するビタミンやミネラルやアミノ酸の濃度は食事や間食や飲み物によって絶えず変化するので、だいたいONだいたいOFFのサイクルが組めれば、遺伝子や蛋白の発現が制御できた。 ラットの肝臓への線維化の作成 アルコール性の肝臓の線維化は、ラットで行い、アブサンと同じレベルの70%アルコールが飲めるまで、練習させ、その後線維化のプログラムをRUNさせた。 アルコール内に0.2%NaCl,0.02%KCl,を入れて、塩脱水症を予防しながら、一週間置きにVC,VB_1,Ca,Gly,Pro,Cysで遺伝子発現のON/OFF制御を行うと、5〜7週目で、線維化が出現した。この実験で、ラットでは、気分が悪くても嘔吐することがなく、アルコール内に0.2%NaCl,0.02%KCI,を入れて、塩脱水症を防がないと突然死を招いた。更に、VCだけでは、死期を早めるだけで線維化は起こらなかった。VB_1は、延命効果及び元気回復には絶大な効果があったが、線維化は起こらなかった。Caを入れないとRT-PCRでコラーゲン遺伝子群の発現が起こっていても、線維の固定化は起こらなかった。VC,VB_1,Caでも線維化は起こるが、Alternative dietに因ったが如きではなかった。更にコラーゲンのアミノ酸組成で他の蛋白に比較して偏っているGly,Pro,Cysを追加し、コラーゲンの翻訳促進環境にて、線維化の組織構築に成功した。この中のCysを3mg/300g/dayで与えると、行動を抑制したので、0.6mg/300g/dayにて行った。
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