研究課題/領域番号 |
11670378
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
秋坂 真史 茨城大学, 教育学部, 教授 (60231817)
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研究分担者 |
瀧澤 利行 茨城大学, 教育学部, 助教授 (80222090)
與古田 孝夫 琉球大学, 医学部, 助教授 (80220557)
具志堅 美智子 琉球大学, 医学部, 助手 (10305196)
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キーワード | 沖縄 / 長寿 / 百歳 / 縦断研究 / 予後 / 訪問調査 / 老年学 / 学際的研究 |
研究概要 |
平成12年度中に百歳に達する沖縄県在住の百歳、および昨年に引き続いて、平成11年度に受検した百歳以上者を、個人縦断研究の対象として訪問検診を実施した。問診、理学所見、心電図を含めた理学的検査等を行い、応諾を得た上で血液検査を実施した。対象者数は54名であり、そのうちわけは男性9名、女性45名であった。検査項目は、赤血球数、ヘモグロビン濃度、アルブミン濃度、総蛋白濃度、IgG、IgA、IgMの定量、血清脂質(TC・HDLC・TG)等である。それぞれの平均値および標準偏差を算出した。 また、日常生活自立度(ADL)も、厚生省の障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準に従って判定し、ランクJ(生活自立)、ランクA(準寝たきり)、ランクB(寝たきりではあるが座位を保てる)、ランクC(寝たきり)に分類した。痴呆等の検査は、MMSテスト等に従って行った。これらの訪問調査によって得たADLや痴呆スクリーニング等のデータについては、今後の調査結果と併せて分析する予定である。引き続いて、百歳家庭と連絡をとって、健康状態をチェックしていく。
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