研究課題/領域番号 |
11670510
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研究機関 | 高知医科大学 |
研究代表者 |
大西 三郎 高知医科大学, 医学部, 教授 (60136380)
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研究分担者 |
小野 正文 高知医科大学, 医学部・附属病院, 助手 (70304681)
西原 利治 高知医科大学, 医学部・附属病院, 講師 (60145125)
谷口 武利 高知医科大学, 医学部, 助教授 (90127944)
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キーワード | preS1 / TGF-α / transgenic mouse |
研究概要 |
B型肝炎ウイルス(HBV)による慢性肝疾患では、肝細胞DNAへのHBV-DNAの組み込みにより肝細胞の癌化および発育に重要な要因と考えられている。従来HBx蛋白とpreS2蛋白のtransactivationが検討されてきたが、我々は、癌細胞の増殖因子であるTGF-αをpreS1がtransactivateすることを明らかにした(Cancer Res 58:1813-1816,1998)。そこで、本年度はpreS1のcis elementを決定するためのreporterの作成を行った。さらに、differnetial displayによってpreS1によってtransactivateされる遺伝子を3個見い出したが、少数のため再度differnetial displayを行っている。この3個の遺伝子については、reporter geneの作成を予定している。また、preS1 transgenic mouseを作成するためのconstractを作成した。
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