1994年Menkeらによりクローニングされたヒト・ブラジキニンB_1受容体遺伝子cDNA(Accession N0.U48231)に基づき、sensおよびantisense primerおよびTaqMan probeを作成した。またヒト・ブラジキニンB_1受容体を発現するヒト胎児肺線維芽細胞株IMR90をATCCより購入・培養した。同細胞をヒト・リコンビナントinterleukin-1βにて刺激後mRNAを抽出しpositive controlとし、ヒト・ブラジキニンB_1受容体遺伝子発現定量解析のための至適条件を探索・検討中である。なお、引き続きヒト・ブラジキニンB_1受容体発現およびその活性化の解析について[^3H]-des-Arg^<10>-kallidinを用いたbin ding assayを行うとともに、des-Arg^<10>-kallidin刺激による細胞活性化について順次検討を行う予定である。
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