• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

気管支喘息の病態における好酸球特異的活性化遺伝子の単離と機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 11670566
研究機関千葉大学

研究代表者

岩本 逸夫  千葉大学, 医学部, 助教授 (10111436)

研究分担者 倉沢 和宏  千葉大学, 医学部・附属病院, 助手 (30282479)
キーワード気管支喘息 / 好酸球 / IL-5 / SAGE / RDA / DNAマイクロアレイ
研究概要

近年、アレルギー性炎症において重要なエフェクター細胞である好酸球の分化及び活性化にはIL-5が重要であることが明らかにされた。本研究はIL-5による好酸球活性化機構を明らかにし、アレルギー性炎症を好酸球特異的に不活化し制御するするために、IL-5刺激により好酸球に発現誘導される遺伝子を単離することを研究目的とした。IL-5刺激により好酸球に発現誘導される遺伝子の単離は、発現されているすべての遺伝子の一部を効率的に解析するSerial Analysis of Gene Expression(SAGE)法およびサブトラクション法とPCRを組み合わせたRepresentational Difference Analysis(RDA)法を併用して解析を行っている。
現在、RDA法による解析が先行し、IL-5により好酸球に発現誘導される新規遺伝子が7個単離され、その全長cDNAの単離及びその機能的解析を始めたところである。SAGE法による解析は、技術的な問題が生じたため、方法自体をリンパ球系の細胞を角いて改良中であり、好酸球おける結果が得られるまでには、もう少し時間が必要である。今後DNAマイクロアレイも併用し、より多くの遺伝子の解析を行う予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kagami S, et al.: "Both Stat5a and S tat5b are required for antigen-induced eosinophil and T cell recruitment into the tissue"Blood. 95. 1370-1377 (2000)

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi