研究概要 |
1.正常ヒト白血球から野生型SOD1遺伝子を抽出、サブクロー二ング後、Kunkel法にて4種の点変異(Gly37Arg,Gly85Arg,Gly93Ala,およびSer134Asn)を導入した。そして、正確に点変異が導入されていることを塩基配列を決定し確認した。 2.神経疾患を認めない症例の剖検脳からニューロフィラメントL遺伝子を抽出、サブクローニングした。 3.野生型SOD1遺伝子,変異SOD1遺伝子,およびニューロフィラメントL遺伝子を、各々、DEAE-dextran法にてCOS7細胞にtransfectionし、細胞内に蛋白を発現させた。野生型および変異SOD1遺伝子のいづれの導入によっても、細胞質内封入体が形成されたが、封入体の形態的差異、量的差異について検討中。 4.発現された野生型SOD1および変異SOD1蛋白をWestern blotにて解析した。
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