研究概要 |
モデル動物として高血圧自然発症ラット(SHR)、降圧薬(enalapril,losartan,candesartan,hydrachrolothiazide)を投与したSHR、脳卒中易発症SHR(SHR-SP)およびその対象であるWistar Kyoto rat (WKY)を使用(いずれも16週齢)し、カリウムチャネル(Kv1.2、Kv1.5、Kir6.1+SUR2、Slo)のmRNAや蛋白(Kir6.1+SUR2を除く)の発現を検討している。SHR-SPとWKYについては加齢による影響を検討するため、5週齢、12週齢、16週齢、24週齢を使用した。対象とした組織は、大動脈、腸間膜動脈、脳底動脈、心臓である。今年度はラットへの薬物投与や各臓器の取り出し、蛋白やRNAの抽出を中心に行っており、それぞれの発現の評価は現在始まったところである。
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