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1999 年度 実績報告書

心停止ドナーからの異所性肝移植に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11671244
研究機関香川医科大学

研究代表者

M・A HOSSAIN  香川医科大学, 医学部, 助手 (20294754)

研究分担者 前場 隆志  香川医科大学, 医学部, 助教授 (60157154)
前田 肇  香川医科大学, 医学部, 教授 (00075508)
キーワードD-Allose / 肝阻血再灌流障害 / PGE1
研究概要

1)Prostagrandin E1 (PGE1)の門脈内投与による肝温阻血再灌流障害の抑制効果を検討した。ラットでPGE1(0.5μg/kg/min)を15分間門脈内投与後、60分間の肝阻血を加えた。対象群では生食を投与した。阻血再灌流過程での肝組織血流、門脈血流、動脈血流、肝逸脱酵素の定量、肝組織像およびラットの生存率を検討した。その結果、PGE1は再灌流後の門脈血流、肝組織血流を改善し、肝逸脱酵素を抑制した。肝組織像でも肝細胞の壊死を抑制し、生存率も改善した。PGE1の門脈内投与により肝阻血再灌流障害が抑制された。
2)稀少糖であるD-Alloseの肝温阻血再灌流障害抑制効果をAllopurinolおよびsuperoxide dismutaseと比較検討した。ラットで上記各薬剤投与群を設定し、投与後90分間の肝阻血を加えた。再灌流後の肝組織像とラットの生存率を比較した。その結果、D-Allose投与群で最も肝組織障害が軽減され、組織中の好中球浸潤が抑制されていた。また、生存率も最も高かった。D-Alloseは強力な肝温阻血再灌流障害抑制効果を有していることが示された。その機序についてはさらに検討中である。
3)ラット肝移植モデルでD-Alloseの免疫抑制効果を検討し、FK506と比較した。その結果D-Alloseの併用により、FK506の投与量を減少させることができ、これによりFK506の副作用を軽減できる可能性が示唆された。その機序についてはなお不明瞭であり、現在も検討中である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Hossain MA,Hamamoto I,Wakabayashi H,Goda F,Maeba T,Maeta H.: "Experimental study of intraportal prostaglandin E1 on hepatic blood flow during reperfusion following ischemiad partial hepatectomy."British Journal of Surgery. 86. 776-783 (1999)

  • [文献書誌] Hossain MA,Hamamoto I,Wakabayashi H,Goda F,Kobayashi S,Maeba T,Maeta H: "Comparison of FK506-and D-allose-based immunosuppression after allbgenic orthotopicliver transplantation in rats."Transplantation (abstract). 67. S62 (1999)

  • [文献書誌] Hossain MA,Wakabayashi H,Goda F,MaebaT,Madta H.: "Protective effects of D-allose against ischemia-reperfusion infury of the rat liver."Journal of HBP Surgery (abstract). 6. 30 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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