研究課題/領域番号 |
11671303
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
箕輪 隆 山形大学, 医学部, 助手 (50292420)
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研究分担者 |
高橋 俊樹 山形大学, 医学部, 講師 (50263257)
乾 清重 山形大学, 医学部, 助手 (70250941)
島崎 靖久 山形大学, 医学部, 教授 (60116043)
渡辺 隆夫 山形大学, 医学部, 助教授 (60138922)
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キーワード | 遺伝子治療 / 細胞移植 / 心筋梗塞 |
研究概要 |
1、心筋梗塞心筋障害モデル作成 500gのSD系雄ラットを第6肋間前側法開胸を行い心臓を露出し、-196度液体窒素で冷却した直径3mmの金属probeを左室自由壁にあて、凍結障害モデルを作成した。凍結処置手術2週間後に犠牲死させHE染色にて、瘢痕を伴う心筋障害が形成されていることを確認した。 2、遺伝子導入細胞作成 H9c2細胞に脂質リポソームを用いてVGEF遺伝子を導入した。まずGFP遺伝子を導入し、導入効率、導入後の発光期間、細胞障害程度を確認し、その後His Tagを付加したVGEF遺伝子を導入した。細胞外への蛋白分泌を確認するため、培養液をSDS-PAGEにて泳動し、培養液中へのVGEF蛋白分泌を確認した。 3、細胞移植 1x10^^5個のVGEF遺伝子導入H9c2細胞を100micro litterの培養液に浮遊させ、29Gの針で心筋障害部に注入した。 4、細胞移植後macro所見 梗塞巣内に島状に血管新生領域を確認可能であった。また形成した血管新生領域の周囲にsatelliteの小島状に血管新生領域を確認した。 5、細胞移植後micro所見 HE染色にて新生血管巣を確認した。
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