研究概要 |
1.腫瘍細胞株6株(PA-1,T3M-3,NEC8,Tera1,NTera2,NCCIT),対照卵巣癌細胞株2株(TYK-nu,TYK-nu.CP-r),対照食道癌細胞株3株(TE2,TE10,TE13),及びグリオーマ細胞株7株(U87-MG,NMCG1,T98G,LN-Z308,U373,SF126,SF188)を用いて,CDDPの24時間接触による薬剤感受性試験を行なった結果,胚細胞腫瘍株は,感受性群=PA-1,NTera2,NCCIT,中間群=T3M-3,Tera1,抵抗性群:NEC8,グリオーマ細胞株は,感受性群=SF188,抵抗性群=U87-MG,NMCG1,T98G,LN-Z308,U373,SF126,対照食道癌細胞株は中間群=TE2,TE10,TE13,対照卵巣癌細胞株は,中間群=Tyk-nu,Tyk-nu,CP-rに分類された. 2.CDDPが持続的に接触した場合の効果を調べるために増殖曲線を作成した.増殖曲線による各細胞の感受性も24時間接触の場合とほぼ同様の傾向に分類された. 3.すべての細胞株について,抗癌剤治療前の細胞からのtotal RNA抽出を終了し,GMLに対するRT-PCRを開始した。 4.併行して胚細胞腫瘍臨床材料の収集を行い,凍結材料11症例12検体を渉猟した.
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